きょう午前、東京・清瀬市のスーパーで50代くらいの女性が包丁で刺され死亡しました。警視庁は夫とみられる男を現行犯逮捕しました。 午前10時40分ごろ、清瀬市のスーパー「西友清瀬店」で、「包丁で刺した人がいる」と110番通報がありました。 捜査関係者によりますと、3階のトイレで50代くらいの女性が右腕と右脇腹を包丁で刺され、病院に搬送されましたが、死亡しました。警視庁は近くにいた自称・住所職業不詳の兼沢孝行容疑者(58)を殺人未遂の疑いで現行犯逮捕しました。 兼沢容疑者は、死亡した女性の夫とみられ、取り調べに対し「金銭トラブルで口論になり、かっとなって妻を刺した」と容疑を認めているということです。 2人は一緒にスーパーに来ていて、犯行に使った包丁は兼沢容疑者が店内で購入したということです。 現場のスーパーは西武池袋線・清瀬駅の北口にあり、事件が起きた3階は生活用品売り場で、発生当時、営業中でした。 現場に居合わせた人は「店の中が騒然となって、『包丁を振り回してる人がいるので下の階に逃げてください』という声がしたので1階に逃げた」と話しています。