懲戒処分:児童2人に体罰 県教委、小学教諭を /愛媛
2009年11月19日16時1分配信 毎日新聞
県教委は18日、体罰で児童の足の骨を折るなどしたとして、東予地方の公立小学校の40代男性教諭を同日付で戒告の懲戒処分にした、と発表した。
県教委によると、教諭は今年6月中旬、教室で男子児童2人に対し、頭をたたき、投げ倒すなどの体罰を加えたという。約1週間後、児童1人が左足の痛みを両親に訴え、診断の結果、児童は左足の骨折で4週間治療を受けた。県教委によると、教諭の体罰は、給食を配られないなど男子児童2人から意地悪をされた、と担任学級の児童から話を聞いた後の行動だったという。
県教委によると、教諭は提出した報告書で「体罰はいけないと分かっていたが、感情的になってしまった。児童、保護者に申し訳ない」と陳謝しているという。【高谷均】
11月19日朝刊