自宅で親族の男性の足を踏みつけ骨折させた疑いで逮捕されていた愛媛県職員の男性が、不起訴になっていたことが14日までに分かりました。 不起訴処分になったのは、愛媛県私学文書課の男性主事(29)です。 男性主事は伊予市の自宅で4月2日午後2時半頃、親族の男性(当時60)の足をかかとで踏みつけ、左足の指の骨を折った傷害の疑いで逮捕されました。 警察に取り調べに男性は「足を踏んだ覚えはありません」と容疑を否認。松山地検は11日に不起訴処分とし釈放しました。理由は「証拠関係に照らした」と説明しています。 男性主事の弁護士は、親族の男性から羽交い絞めにされ、逃げようとしていたと説明していて「正当防衛にあたる」と主張していました。