<独自>生成AIで作成したわいせつ画像のポスター販売 容疑で男ら4人逮捕 全国初摘発 警視庁

生成人工知能(AI)で作成したわいせつな画像のポスターをネットオークションで販売したとして、警視庁保安課は14日、わいせつ図画頒布の疑いで、愛知県北名古屋市の小売業、水谷智浩容疑者(44)ら20~50代の男女4人を逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。生成AIで作成したわいせつ物販売事件の摘発は全国初。 捜査関係者によると、水谷容疑者らはそれぞれ令和6年10月ごろ、生成AIで作成した女性のわいせつな画像をポスターにしてオークションサイトで複数回出品し、不特定多数に販売した疑いが持たれている。 4人はネット上で無料で提供されている画像生成AIツールに女性の体のデータを読み込ませ、「脚を開く」などと女性のポーズやイメージを指定する指示文を入力するなどし、実在しない成人女性の裸の写真に見える画像を作成。紙に印刷し「AI美女」「一点物」などと称してポスターを販売していた。 出品時のサンプル画像では下半身にモザイクをかけて、実際には無修正のポスターを発送。1枚数千円程度で落札されており、約1年で約1千万円を売り上げた者もいたという。

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