同僚ら勧誘で報酬290万円 長崎、女性教諭を減給処分

同僚ら勧誘で報酬290万円 長崎、女性教諭を減給処分
2009/12/21 12:57 共同通信

 長崎県教育委員会は21日、商品販売会社の会員となって同僚らを勧誘し約290万円の報酬を得たとして、同県諫早市の市立中学校女性教諭(49)を減給10分の1(3カ月)の懲戒処分にした。

 県教委によると、女性教諭は別の教諭の紹介で2007年9月に東京の販売会社の会員になり、化粧品などを購入。その後、同僚を含む9人の教諭ら11人を子会員に勧誘し、今年8月までに約290万円の報酬を得た。女性教諭は「軽率だった」と話しているという。

 この会社は子会員のほか、孫会員らが商品を購入するたびに勧誘者に手数料として報酬が発生する仕組みだという。県教委は「摘発を受けた会社とは聞いておらず、マルチ商法とは認識していない」としている。

 8月上旬に「教員がアルバイトしているのではないか」と県教委に通報があり発覚。女性教諭を紹介した別の教諭ら2人も文書訓告処分とした。

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