個人情報:150人分紛失 横瀬西小男性職員、PCなど盗まれる /大分

個人情報:150人分紛失 横瀬西小男性職員、PCなど盗まれる /大分
2010年1月21日16時0分配信 毎日新聞

 大分市立横瀬西小の男性職員が16日、全児童・職員計150人の名前、生年月日、住所、電話番号などが入った私物パソコンと外付けハードディスクを車から盗まれたことが、分かった。校内の公用パソコンから校長に無断でデータをコピーしていた。パスワードを設けておらず個人情報は自由に見られるが、2次被害は出ていないという。市教委は「あってはならぬこと」として20日夕、緊急校長会を開いた。
 市教委などによると、職員は自宅で事務作業をするため、15日に私物パソコンを持ち込み、無断で業務データをコピーして持ち出した。だが、個人情報は自宅での作業に必要なく、以前にコピーした可能性があるという。職員は小中学生のスポーツ指導で16日午後7〜9時、市内の別の小学校に駐車した際ドアを壊され、後部座席のパソコン入りかばんなどを盗まれたという。
 職員はその日のうちに校長を通じて市教委に報告した。事案について、市教委は20日になって報道機関に「車上盗難にあい、盗難品の中に個人情報が含まれていた」とだけ連絡した。【梅山崇】

1月21日朝刊

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする