懲戒免職:県教委、万引きの教諭処分 千葉市教委は強制わいせつの中学教諭を /千葉

懲戒免職:県教委、万引きの教諭処分 千葉市教委は強制わいせつの中学教諭を /千葉
毎日新聞 2010年1月22日 地方版

 県教委は、昨年9月にスーパーで万引きしたとして窃盗罪で在宅起訴された勝浦市立上野小教諭の森敦子被告(47)を懲戒免職処分にしたと発表した。森被告は事件を上司に報告せず、県教委は千葉地検から今月問い合わせがあるまで把握していなかった。

 教職員課によると森被告は昨年9月12日午後、御宿町内のスーパーで湿気取り13個(計2561円)を万引きし、警備員に取り押さえられた。森被告は在宅起訴され、今月12日の公判で起訴内容を認めた。過去2度万引きを摘発された際も報告せず、県教委に「勤務を続けたかったので報告しなかった」と説明したという。

 一方、千葉市教委は、勤務する中学校の女子生徒にわいせつ行為をしたとして強制わいせつ罪で逮捕、起訴された市立中学校教諭、山口浩伸被告(30)を懲戒免職処分にしたと発表した。

 同市教委によると山口被告は09年7月12日午後、中学校のプールで女子生徒の胸などを触ったという。市教委の調査ではわいせつ行為を否定していたが、公判で起訴内容を認めたため、処分したという。また、監督が不十分だったとして同校校長(59)を戒告処分にした。【倉田陶子、森有正】

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