傷害・名誉棄損:同僚への暴行、中学教諭否認−−地裁支部初公判 /愛媛
毎日新聞 2010年2月4日 地方版
四国中央市内の市立中学校で同僚教諭を殴ったほか、インターネットの掲示板に同市内の中学校教諭3人の名誉を傷つける書き込みをしたとして、傷害と名誉棄損の罪に問われている同市内の男性中学教諭(50)に対する初公判が3日、松山地裁西条支部(末吉幹和裁判長)であった。起訴状の内容について、被告は「暴行については否認する」としたが、名誉棄損については「自分が見ていたサイトに妨害の書き込みがあったので対抗のためにやった。結果的には妨害と同じことになって反省している」と認めた。
起訴状によると、被告は08年1月16日午後3時ごろ、四国中央市内の市立中学校で、男性教諭の左ほほをひじ打ちし、3週間のけがをさせ、同年5月5、6の両日に別の教諭について虚偽の内容をインターネットの掲示板に書き込み、教諭の名誉を傷つけた、などととしている。【高谷均】