女子中学生ら9人とH 日田林工の元教諭に懲役2年6月
2010年02月22日 18:40 スポーツニッポン
出会い系サイトを通じて知り合った女子中学生ら13〜17歳の9人にみだらな行為をしたとして、児童買春・ポルノ禁止法違反などの罪に問われた大分県立日田林工高校の元教諭渡辺純被告(34)=懲戒免職=の判決で、福岡地裁は22日、懲役2年6月(求刑懲役5年)を言い渡した。
判決理由で今井理裁判官は「教員として女児らを諭し、思いとどまらせる立場にあり、犯行の経緯や動機に酌むべき事情はない」と指摘、「被害者の精神的未熟さに付け込んだ犯行で、反復性があり、常習性も顕著。被害者の心身の成長に重大な悪影響を与えることも懸念される」と述べた。
判決によると、渡辺被告は、2007年12月〜09年5月に、福岡、大分両県のホテルや車内で、現金を渡す約束をしたり、実際に計4万5千円を渡したりして、9人にみだらな行為をした上、携帯電話のカメラで裸を撮影した。