県教委:「酔ってキス」処分 公立中学男性教諭、セクハラで文書訓告 /福井

県教委:「酔ってキス」処分 公立中学男性教諭、セクハラで文書訓告 /福井
2010年3月9日15時33分配信 毎日新聞

 県内の公立中学校に勤務する男性教諭が、酒に酔い同僚の女性の手にキスをするなどのセクハラ(性的嫌がらせ)行為をしたとして、昨年3月に文書訓告処分を受けていたことが8日、分かった。
 県教委によると、男性教諭は07年12月に居酒屋で開かれた会合で酒を飲んだ際、同僚の女性の手を握りしめ、キスをした。精神的ダメージを受けたとして女性が学校側に訴え出て、発覚。県教委の調査に対し、男性教諭は「酔っていて記憶がない」と弁明しているという。
 県教委は00年、どういう行為がセクハラに当たるかを明示した指針を策定したが、職員に周知徹底されなかった。相談窓口の県教育研究所教育相談課に「セクハラ被害を受けた」と別の女性教員が申し出た際、対応した職員は指針の存在を知らず、「セクハラ防止指針はない」と述べたという。県教委は今月中に、職場の上司による部下に対するパワハラ(上下関係などに基づいた嫌がらせ)防止策なども盛り込んだ新指針の策定を予定している。
 先月に開かれた「指針策定検討会議」では、わいせつやセクハラ行為による昨年度の教職員の処分件数が報告された。全国では176件で、県内分は女子高校生のスカートの中を隠し撮りした疑いで逮捕され、08年8月に停職6カ月の処分を受けた小学校臨時講師の事件と合わせて2件だった。【安藤大介】

3月9日朝刊

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