大分の教諭住居侵入:西高男性教諭逮捕 県教育長陳謝「言葉もない」 /大分

大分の教諭住居侵入:西高男性教諭逮捕 県教育長陳謝「言葉もない」 /大分
2010年3月19日13時5分配信 毎日新聞

 ◇09年度4人目
 県立大分西高(大分市)の男性教諭が17日夜、同僚の女性教諭(34)宅への住居侵入容疑で逮捕された。県教委の教職員が逮捕されるのは09年度で4人目。繰り返される不祥事に、18日会見した小矢文則・県教育長は「言葉もない」とうなだれた。
 大分中央署によると、容疑は17日午後7時45分ごろ、大分市金谷迫、同高教諭、石井克之容疑者(41)が女性教諭宅(大分市内のマンション4階)に侵入したとされる。女性教諭の夫で中津市内の県立高教諭(35)が帰宅したところ発見し、同署に引き渡した。石井容疑者は合鍵を使って侵入したとみられ、「窃盗目的で入った」と容疑を認めているという。
 県教委によると、石井容疑者は同高に勤務して5年目。1年生の学年主任を務め、周囲も「まじめで活発」と評価していた。17日は午後7時ごろに学校を出たという。女性教諭も1年生の学級担任だったが、トラブルなどは報告されていない。
 小矢教育長は「学力向上など、いろいろな取り組みが生まれているなかで残念」と陳謝した。綱紀粛正を唱えても、間を置かずに起きる不祥事に「教職員の胸にどれだけひびくようにするか、あらゆる対策を改めて考える」と言うしかなかった。
 学校でもこの日、生徒や保護者に逮捕を説明した。【小畑英介】

3月19日朝刊

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大分県教委で不祥事続く、小矢教育長が謝罪
2010年3月19日 読売新聞

 県立大分西高教諭の石井克之容疑者(41)が同僚の女性教諭宅に侵入したとして、住居侵入容疑で現行犯逮捕されたことを受け、県教委の小矢文則教育長は18日、記者会見を開いて陳謝した。

 2009年度に逮捕された県教委関係の教諭、職員は4人目。県教委は08年に発覚した教員汚職事件後、信頼回復を命題としているが、小矢教育長の再任から間もなく1年を迎える今も再発防止へ有効な手だてを打てないままだ。

 石井容疑者は1991年4月に採用された。英語教諭で、同高には05年4月に赴任した。勤務態度はまじめで、1年生の学年主任を務めているという。

 同高は同日、全校集会を開き、萱島正昭校長が「学校の評判を教員が落として申し訳ないが、頑張ってほしい」と生徒に伝えた。

 一方、記者会見で小矢教育長は「昨年来、不祥事が続き、言葉もありません」と頭を下げた。具体的な再発防止策を問われると、「繰り返し倫理観に訴えるしかない」との答えを繰り返し、「外部の委員会を設けることを、2年前に計画したが実行に至らなかった。どうしたらいいか、常に考えている」と述べた。

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