<幼稚園児水死事故>園長と担当教諭を書類送検 神奈川県警
毎日新聞 2013年2月21日(木)19時13分配信
神奈川県大和市の学校法人西山学園大和幼稚園で11年7月、園児の伊禮(いれい)貴弘君(当時3歳)=同市鶴間1=が水死した事故で、県警捜査1課と大和署は21日、当時の園長(65)=同市=と担当教諭(22)=相模原市=の女2人を業務上過失致死容疑で書類送検した。
送検容疑は11年7月11日、屋内プール(水深約20センチ)で園児に水遊びをさせていた際、安全管理や注意を怠り伊禮君を水死させたとしている。捜査1課によると、当時は2クラス31人の園児が遊ぶのを教諭3人で見守ったが、1クラス20人と教諭2人が離れた後は、前担当教諭が1人で残る11人を見ていた。
同課は、前担当教諭が用具を片付ける園児に気を取られてプール内で倒れていた伊禮君にすぐ気付かなかった上、119番通報せず別の教諭に近くの病院に運ばせたため処置が遅れたと判断。前園長もプール遊びのマニュアル作成や教諭の指導を怠ったとしている。
前園長は「自分に全責任がある」、前担当教諭は「子どもたちの様子を見ていればもっと早く助けられた」と、ともに容疑を認めているという。前園長は同園の教諭に降格され、前担当教諭は別の幼稚園で働いている。【山下俊輔】