飲酒運転理由の懲戒免職は「違法」、横浜地裁が処分取り消し判決

飲酒運転理由の懲戒免職は「違法」、横浜地裁が処分取り消し判決
2010年4月27日21時0分配信 カナロコ

 神奈川県教育委員会が飲酒運転を理由に懲戒免職処分としたのは、裁量権の逸脱乱用に当たるとして、元教諭の男性(49)が訴えていた訴訟の判決で、横浜地裁(深見敏正裁判長)は27日、県に処分の取り消しを命じた。

 処分は、2007年11月に男性が飲酒後、ミニバイクで帰宅中に茅ケ崎市内の路上で検問を受けて飲酒運転が発覚したことを受け、県教委が同年12月に決定。飲酒運転は原則、懲戒免職とする県教委の指針について深見裁判長は「飲酒運転だけ勤務実績を考慮しないというのは、合理性に欠く。裁量権の逸脱、乱用で違法と判断すべき」と指摘した。

 県教委は「主張が認められず残念。判決を精査し、今後、控訴するか検討する」としている。

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