大分の教諭住居侵入:被告に懲役2年求刑−−大分簡裁初公判 /大分

大分の教諭住居侵入:被告に懲役2年求刑−−大分簡裁初公判 /大分
2010年5月19日15時1分配信 毎日新聞

 同僚の女性教諭の自宅に侵入して下着を盗んだとして窃盗と住居侵入の罪に問われている日田市吹上町、元大分西高教諭(懲戒免職)、石井克之被告(41)の初公判が18日、大分簡裁(生野安則裁判官)であり、石井被告は起訴内容を認めた。即日結審し、検察側は冒頭陳述で約40回侵入を繰り返していたと指摘。「被害者の精神的被害は甚大。生徒らに与えた影響も計り知れない」として懲役2年を求刑し、被告側は執行猶予付き判決を求めた。
 検察側は冒頭陳述で、「被害教諭の職場の机にあった鍵を目を盗んで持ち出し、合鍵を作った」などと指摘。また、被告人質問でも、石井被告の車から被害教諭の下着や写真など約20点が見つかったことが指摘され、石井被告も認めた。
 起訴状によると、石井被告は09年10月と今年3月、大分市内の女性教諭宅に侵入し、下着1枚を盗んだとされる。【深津誠】

5月19日朝刊

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