部費を私的流用の中学校教諭に停職6カ月の処分/横浜市教委
2010年6月24日20時15分配信 カナロコ
横浜市立西谷中学校(保土ケ谷区)の陸上部顧問だった男性教諭(47)が、ユニホーム代金などとして保護者から集めた約36万円を私的流用していたとして、学校から指導停止処分を受けていた問題で、横浜市教育委員会は24日、同教諭を停職6月とする処分を行った。同教諭は同日付で依願退職した。
同市教委などによると、昨年5月から10月までの間に、同教諭は保護者から預かったユニホームなどの代金を私費と一緒に保管。借金返済などに充てていたという。また、2009年度陸上競技部活動費について、大会参加費の金額を誤り二重計上する不適切な会計処理を行った。今年3月に実施された保護者による部活動費の監査で発覚した。
同市教委の伊藤保則教職員人事部長は「極めて遺憾。今後このようなことが生じないよう全力で取り組んでいく」とのコメントを発表した。