セクハラ:女性3人に発言の准教授処分−−県立大 /岩手
2010年7月8日11時9分配信 毎日新聞
県立大は7日、女性3人にセクシュアルハラスメントに当たる発言をしたとして、盛岡短大の男性准教授(40代)を定職3カ月の懲戒処分としたと発表した。
県立大によると、准教授は2月2日午前11時から午後1時半までの間、県立大内の複数の研究室で、同僚の女性教員2人と女性大学院生1人に対し、それぞれ肉体関係を迫る趣旨の発言をした。准教授と女性3人には面識があった。准教授は家庭内のトラブルで前日深夜まで飲酒していた。
被害者の報告を受け、県立大は准教授を2月3日から自宅謹慎させた。准教授は発言を認めていたが、09年からうつ病で通院しているため、詳細な事情聴取の時期や治療などを考慮し、7日に処分を決めたという。【狩野智彦】
7月8日朝刊