「乳首挟んだら痛いやろな」ペンチ見せ生徒脅した教諭ら4人停職
2010年7月22日8時1分配信 スポーツ報知
滋賀県教育委員会は21日、男子生徒に「乳首を挟んだら痛いやろうな」と言いペンチを見せるなど不適切な指導を行ったとして、県立野洲養護学校(野洲市)の男性教諭4人をいずれも停職1か月の懲戒処分にした。
被害を受けたのは高等部の10代の男子生徒1人。県教委によると、A教諭(47)は6月17日に、肢体が不自由でリハビリ中の生徒に車いすの補修に使うペンチをちらつかせ「これで挟もうか」などと脅し、別の日にも生徒の性器を「元気か」と足で触った。
B教諭(54)は「歯医者になってあげよう」とあおむけの生徒にまたがり、前歯にペンチを2秒ほど当てた。また、C教諭(41)は6月に最低2回、嫌がる生徒の給食に一味唐辛子を入れ、D教諭(35)は同月中旬に生徒の性器を足先で触ったとしている。他の生徒に被害はなかった。
6月17日に生徒の保護者から学校に電話があり、発覚。生徒は登校を続けているという。
給食に一味唐辛子を入れて処分を受けたC教諭はこの日に会見し「生徒はほかの生徒と一緒に笑い、楽しんでいると思った」と弁明。「重大な苦痛を与えたとの認識はない。処分は重すぎる」として、県人事委員会に処分に対する不服申し立てをする意向を示した。
県教委の末松史彦教育長は「虐待という認識はない。指導のいき過ぎはあった」と話した一方、県公立高等学校教職員組合は「県教委は教諭に直接聞き取りしていない。行為に至った背景を認識せず、一方的な処分だ」と指摘した。