わいせつ元教諭 起訴事実認める
2010年7月30日 読売新聞
教え子の女子中学生にわいせつな行為をしたとして、準強制わいせつ罪、児童買春・児童ポルノ処罰法違反に問われている大洲市徳森、元公立中学校教諭、井上靖浩被告(39)(懲戒免職)の初公判が29日、地裁大洲支部(佐藤裕子裁判官)で開かれ、井上被告は「間違いありません」と起訴事実を認めた。
起訴状によると、井上被告は、5月29日午後2時30分頃から約20分間、3年の女子生徒(15)を、個別指導として体育館に呼び出し、薄い服を着させてその姿をビデオカメラで撮影したとしている。
検察側は冒頭陳述で、同被告が昨年11月と今年3月、同じ生徒に対し同様の行為をし、ビデオカメラに撮影した際、関係者の話で事実を知った校長が注意していたと指摘した。