金沢市:職員不祥事対策、市長に提言渡す−−検討会 /石川
毎日新聞 2010年10月1日(金)17時22分配信
ストーカー行為やなど金沢市の職員や教員による不祥事が相次いでいる問題で、市が設置した不祥事防止対策検討会(会長、鴨野幸雄・金沢大名誉教授)が30日、提言をまとめ、山出保市長に渡した。市は今後、提言に基づき対策の実践へ向けた行動計画を策定する。
検討会は学者や弁護士など外部識者を含む8人で構成。提言では、市職員としての自覚と誇りを高める仕組みづくり▽職員同士の日常のコミュニケーションの重要性▽5、6人の小グループのリーダーの機能強化−−などを挙げている。鴨野会長は「45万の市民に対し影響を与えていることが感じられるシステムを」と話した。
山出市長は「市長として改めておわびしたい。早速実践し、公務員の役割や責任に立ち返って一つ一つ丁寧に対処したい」と話した。【宮嶋梓帆】
10月1日朝刊