懲戒処分:わいせつの講師解雇など計7件 県教委が処分 /広島
毎日新聞 2010年10月9日 地方版
県教委は8日、教え子の女子生徒にわいせつな行為をした県西部の県立高校の男性非常勤講師(27)を懲戒解雇とするなど、7件の懲戒処分を発表した。
県教委によると、この講師は今年7月16日夜、教え子の女子生徒とドライブし、車内でわいせつな行為をした。5月にも、別の女子生徒に対しセクハラ行為をした。生徒2人は被害届を出していない。講師は10人以上の女子生徒と携帯電話でメールのやり取りをしていたという。校長(59)も監督不十分を理由に戒告とした。
また、硬式野球部の指導で、生徒8人に14回にわたり、ほおをたたく体罰を繰り返したとして、県西部の別の県立高校の男性教諭(45)を戒告とした。
さらに、▽生徒を突き飛ばして打撲を負わせるなどした安芸郡内の公立中の男性教諭(51)▽生徒2人の頭をたたくなどした世羅町立甲山中の男性教諭(52)と、町教委に速やかに報告しなかった土生孝二校長(53)▽交通事故で2人にけがを負わせた三次市立八次小の藤崎幸登校長(59)−−も戒告とした。【樋口岳大】