「学校は大丈夫なのか」 創造学園大巨額負債隠し 学生・保護者ら不安 群馬
産経新聞 2010年10月29日(金)7時57分配信
巨額負債を隠して大学設置申請書を文部科学省に提出していた創造学園大学(高崎市)を運営する学校法人の堀越学園(堀越哲二理事長)。28日の同省の処分で、負債額を約6億3千万円分も少なく改竄(かいざん)していたことが発覚し、学生や保護者は「学校は大丈夫なのか」と不安を募らせている。
28日午後、同大を訪れた創造芸術学部4年の女子学生は「いろいろ報道されているが(学校から)説明がない。来年、無事に卒業式ができるのだろうか」と心配そうに話していた。
また、ある保護者は「学校にだまされていた。文部科学省は子供たちを守ってくれるのか」と怒りをあらわにした。
同大では去年1月以降、教職員への給料が遅配したり、スポーツ特待生制度で入学した学生の授業料減免率が変更され授業料を請求されたりと運営上のトラブルが多発している。
こうした不透明な学校運営に対抗するため、保護者、学生、教職員らが今年7月、「(堀越学園)あしたの会」を結成。学園側に説明を求めてきたが、説明会はいまだに開催されていない。
すでに、乱脈運営を理由に「日本私立学校振興・共済事業団」が平成20〜21年度分の同大への補助金を交付しなかったほか、県も学園運営の専門学校と幼稚園に交付してきた補助金を21年度分は不交付としている。
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