審査請求:懲戒免の元教諭、退職金支給要求 県に不服申し立て /宮城
毎日新聞 2010年11月13日(土)12時42分配信
懲戒免職処分を受け退職金を支給されなかった特別支援学校の男性元教諭(47)が支給を求め、県に対し不服申し立ての審査請求をしていたことが12日、分かった。
県教育委員会によると、元教諭は今年4月に仙台市太白区の公園の男女共用公衆トイレで女性をカメラ付き携帯電話で盗撮したとして、5月に免職の懲戒処分を受けた。県は処分対象の事案を審査し退職金の不支給を決定。元教諭は7月9日付で地方自治法に基づく不服申し立ての審査請求を行った。
退職金は懲戒免対象者には支給されなかったが、09年10月の条例改正により、知事の裁決で処分事案の内容次第では一部の支給が可能になった。県職員厚生課によると、元教諭の年齢の場合、1200万〜1300万円が支払われる。【比嘉洋】
11月13日朝刊
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