教諭体罰250万円で和解、長崎 松浦市と市立中元生徒側

教諭体罰250万円で和解、長崎 松浦市と市立中元生徒側
中日新聞 2018年10月3日 17時20分

 長崎県松浦市の市立中で2013年、男性教諭の体罰が原因で適応障害になったとして、当時1年だった元生徒(18)と父親が、市に約460万円の損害賠償を求めた訴訟は3日、市が解決金として250万円を支払う内容で長崎地裁佐世保支部(渡辺英夫裁判長)で和解した。

 訴状などによると、元生徒は13年6月、クラス内のトラブルを巡って指導を受けた際、男性教諭から頬を複数回平手打ちされた。同年8月に適応障害と診断され、不登校になったという。

 男性教諭は13年に暴行容疑で書類送検され、平戸簡裁が14年、罰金10万円の略式命令を出した。県教育委員会は戒告の懲戒処分とした。

(共同)

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