県教委:わいせつ行為や交通死亡事故で処分 /岡山
毎日新聞 2010年11月20日(土)15時34分配信
県教委は19日、県南の公立中学校に勤務する30代の男性講師が教え子にわいせつ行為をしたとして、懲戒免職処分にしたと発表した。今年3月に交通死亡事故を起こした吉備中央町立中学校の教頭(55)を減給3カ月の懲戒処分にした。
県教委によると、男性講師は今年4月の校外行事中に男子生徒の下腹部を触った。さらに9月にも放課後にこの男子生徒をトイレに誘い出し下腹部を触った。男子生徒が10月に別の男性教諭に相談して発覚した。
講師はほかにも2回、男子生徒にわいせつ行為をしようとしたが断られた。男子生徒は「怖くて話ができなかった」と話しているという。講師は「若い男性に興味があった。申し訳ないことをした」と話しているという。
また、吉備中央町の町立中教頭は3月16日夕、乗用車で帰宅中に県立高校2年の男子生徒(17)運転の原付きバイクと正面衝突。男子生徒は死亡した。
門野八洲雄教育長は「極めて遺憾。今後、信頼回復に努めたい」とコメントした。【井上元宏】
11月20日朝刊