<体罰>ミスしたバレー部女子生徒に「殺すぞ」 高校教諭を処分

<体罰>ミスしたバレー部女子生徒に「殺すぞ」 高校教諭を処分
毎日新聞 2010年11月25日(木)8時29分配信

 福岡市教委は24日付で、顧問をしている女子バレー部の試合でミスをした生徒をたたいたり、「殺すぞ」と発言した市立高校の男性教諭(28)ら4人を戒告処分にした。生徒が体罰でけがをしたケースもあった。

 市教委によると、男性教諭(28)は4月13日の練習試合後、主将だった3年生のほおを「指示を守らなかった」と約10回平手打ちした。また、夏休みの練習試合中にミスをした生徒に「殺すぞ」と発言するなどしていた。市教委の調査に、教諭は「体罰の認識はあったが、指導の一環だ」と話したという。

 忘れ物の点検の際に無関係のことをしていた生徒の頭をファイルでたたいて鼓膜を破った東区の中学校の男性教諭(33)▽自転車の2人乗りをしていた生徒に平手打ちした西区の中学校の男性教諭(34)と男性常勤講師(26)も戒告となった。市教委は4教諭らに体罰防止の特別研修を受けさせる。【鈴木美穂】

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