準強制わいせつ元教諭に実刑判決 地裁大洲支部
2010/11/26 16:03 【愛媛新聞】
部活動の指導を装い女子中学生の体を触る様子をビデオ撮影したなどとして、準強制わいせつや児童買春・ポルノ法違反罪に問われていた大洲市徳森、元中学教諭井上靖浩被告(39)の判決公判が26日、松山地裁大洲支部であった。佐藤裕子裁判官は「教師として言語道断の破廉恥極まりない犯行」として懲役2年6月、罰金30万円(求刑懲役4年、罰金50万円)の実刑を言い渡した。
佐藤裁判官は「部活動顧問の立場を悪用。信頼していた教師から被害を受けた生徒や両親の精神的衝撃は重大で、今後の成長にも悪影響が懸念される」と、弁護側が求めていた執行猶予を付けなかった理由を述べた。