職員の積立金着服中学用務員を停職
2010年12月15日 読売新聞
取手市教委は14日、市立中学校の女性用務員(43)が職員親睦会の積立金8万円を着服したなどとして停職6か月の懲戒処分にした。着服金はすでに弁済している。発表によると、用務員は8月2、4日に計7万円を無断で引き出したほか、体育祭の打ち上げ費用として10万円の引き出しを依頼されたが、同27日と9月8日に計11万円を引き出し、差額の1万円を着服した。
11月の職員旅行で、同室になった教諭の財布から3万円を抜き取ったことが発覚。用務員の日頃の行動を不審に思っていたこの教諭が積立金の預金通帳と会計簿を照合し、着服が分かった。市教委の調べに対し、「家賃など生活費に充てた」と釈明しているという。
また、市立戸頭西小学校で今月2日、校長室の書庫に保管していた5年生の1学級30人分の通知表がなくなっているのが分かった。校内を探したが見つからず、取手署に10日、遺失届を出した。書庫には鍵があるが、職員室の教頭の机の引き出しに保管され、教頭が不在のときは自由に鍵を取り出せるという。通知表には1学期の成績が書かれていた。