教員の生徒個人情報持ち出し禁止へ、市教委が私物USBメモリー紛失受け/横浜

教員の生徒個人情報持ち出し禁止へ、市教委が私物USBメモリー紛失受け/横浜
カナロコ 2011年2月15日(火)21時0分配信

 教員が児童、生徒の個人情報の入った私物のUSBメモリーを紛失するケースが後を絶たないことを受け、横浜市教育委員会は15日の市会教育常任委員会で、防止策として個人情報の持ち出しを「原則禁止」から「禁止」に改めたことを明らかにした。

 同市教委によると、2010年度に入ってから報告された同市立学校での個人情報漏れは8件(2月14日現在)で、このうち6件が名簿や成績資料、住所録などの個人情報が保存された教員私物のUSBメモリーの紛失。同市教委は当該教員に対し文書訓告としているが、今後の発生防止へ「市立学校における個人情報の取扱に関するガイド」を見直し、各校へ通知した。

 見直しに当たっては、▽学校が守るべきこと、教職員一人一人が守ることを明確に提示▽個人情報の持ち出しを「原則禁止」から「禁止」に厳格化▽個人情報を扱う場合は私物USBメモリーの使用禁止(学校保有のUSBメモリーを使用)―とした。

 同市教委は今後、個人情報の暗号化の知識を得るための研修の実施や、教職員が校内で事務処理できる時間を確保するための校務システムの導入、処分基準の明確化など対策に取り組んでいく考えだ。

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