飲酒運転:小学教諭を戒告処分 50代男性、飲酒後に運転−−県教委 /高知

飲酒運転:小学教諭を戒告処分 50代男性、飲酒後に運転−−県教委 /高知
毎日新聞 2011年4月20日 地方版

 県教委は19日、飲酒後に車を運転した公立小学校の50代の男性教諭を、戒告処分にしたと発表した。

 県教委によると、教諭は先月31日午後5時ごろ、一人で県内の温泉施設に行き、生ビールの中ジョッキ1杯を飲酒。浴場などで約3時間過ごし、午後8時半ごろ、自家用車を運転して約10分の距離にある自宅に帰った。

 施設で飲酒する教諭を見た知人が後日、学校へ連絡。本人に確認したところ、今回以外にも4回程度、同様の行為を繰り返したことを認めた。教諭は「生ビール1杯くらいなら、風呂やサウナで汗を流しているので車を運転しても大丈夫」との甘い認識があったと話しているという。

 県教委は「社会人としての自覚の欠如を指摘されることはもとより、全体の奉仕者として勤務すべき教育公務員の社会的信用を著しく失墜させた」として、同日開かれた臨時教育委員会で処分を決定した。【千脇康平】

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