万引と酒気帯び運転 教諭2人を懲戒免職 和歌山県教委
産経新聞 2011年4月20日(水)7時57分配信
県教委は19日、万引をしたとして県立南紀支援学校の高等部の女性教諭(55)、酒気帯び運転をして事故を起こしたとして串本町立大島中学校の男性理科教諭(50)の2人を懲戒免職処分とした。昨年度の懲戒免職処分は2件ですでに並び、県教委の有本欽治学校人事課長は「同時に2件の処分は異例。ふみこんだ具体的な指導をしたい」と陳謝した。
県教委によると、女性教諭は有給休暇をとっていた3月14日、上富田町内のスーパーでベビー服や観葉植物など27点(1万4千円相当)を盗んだ。田辺署に窃盗容疑で現行犯逮捕され、和歌山地検田辺支部で起訴猶予処分となった。
男性教諭は今月5日夜、自宅で酒を飲んだ後乗用車を運転。飲食店駐車場でワゴン車と衝突する物損事故を起こし、串本署に道交法違反(酒気帯び運転)容疑で現行犯逮捕された。
また、大島中の岡野俊二校長の監督責任を問い、文書訓告処分となった。