酒気帯び運転事故:南国市中学教諭、停職1年の懲戒処分−−県教委 /高知

酒気帯び運転事故:南国市中学教諭、停職1年の懲戒処分−−県教委 /高知
毎日新聞 2011年6月3日(金)14時17分配信

 県教委は2日、飲酒後に車を運転し、車3台が絡む事故を起こした南国市立北陵中学校の沖吉献(ささぐ)教諭(24)=高知市大津乙=を停職1年の懲戒処分にしたと発表した。
 県教委などによると、沖吉教諭は先月28日午前7時50分ごろ、同市はりまや町1のはりまや交差点で軽乗用車と衝突。その弾みで軽乗用車が後続のタクシーに追突した。駆け付けた高知署員が飲酒検知したところ、沖吉教諭から呼気1リットル中0・15ミリグラム以上のアルコール分を検出、道交法違反(酒気帯び運転)容疑で摘発された。
 沖吉教諭は、同27日夜、友人と高知市内の飲食店で生ビール中ジョッキ3杯半と焼酎を飲み、友人の車内で7時間ほど休み、午前8時からの部活動の指導に向かう途中だった。「酒気帯び運転になるという自覚がなかった」と話しているという。県教委は「飲酒運転に絡む不祥事が、再度発生したことは大変遺憾である」とコメントした。
 県内では4月にも、公立小学校の50代の男性教諭が、飲酒後に車を運転したとして戒告処分になっている。【黄在龍】

6月3日朝刊

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