熊本の飲酒運転事故:元教諭に有罪−−地裁判決 /熊本

熊本の飲酒運転事故:元教諭に有罪−−地裁判決 /熊本
毎日新聞 2011年6月23日(木)15時11分配信

 飲酒運転で追突事故を起こし3人にけがをさせたとして、危険運転致傷罪に問われた熊本市長嶺東2、元中学校教諭、井坂和義被告(39)の判決公判が22日、熊本地裁であった。小松本卓裁判官は懲役1年6月、執行猶予4年(求刑・懲役1年6月)を言い渡した。
 小松本裁判官は「事故は十分危険で、より重大な事故を引き起こしていた可能性も認められる」と指摘。一方で懲戒免職になったことなどを考慮し、執行猶予付き判決とした。
 判決によると井坂被告は3月30日午前4時過ぎ、飲酒して正常な運転が困難な状態でありながら乗用車を運転し、熊本市新屋敷の県道で信号待ちをしていたタクシーに追突。運転手と乗客計3人の首に1〜2週間のけがをさせた。

6月23日朝刊

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