嵯峨野高、入試でミス 数学範囲超え出題、誤採点

嵯峨野高、入試でミス 数学範囲超え出題、誤採点
京都新聞 2011年7月8日(金)10時59分配信

 京都府立嵯峨野高(京都市右京区)の今春の入試で、数学の採点で正解としていた解答が間違っていたことが7日分かった。問題自体も中学の学習範囲を超えていたため、同高は問題を無効とし、「全員を正解扱いにした結果、合否に影響はなかった」としている。
 採点ミスがあったのは、2月14日に実施した京都こすもす科の適性検査で、多面体を回転した時にできる立体の体積を求める問題。数学科の教諭が作問し、円柱と円すいの体積で導けると勘違いし、間違った解答を正解とした。実際は高校で学習する積分の知識が必要だった。
 6月下旬に学習塾が指摘し、発覚した。
 同高によると、誤った解答で加点された合格者はいなかった。本来の正解を答えた不合格者が2人いたが、「学習指導要領の範囲内で出題する方針を示しており、問題を無効にするのが最も公平と判断した」としている。
 斉藤和彦校長は「入試への信頼を傷付け、深くおわびする。点検を徹底し、再発防止に努める」と話した。同高は6日、受験生436人に謝罪文を送った。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする