私的流用:中学教諭を懲戒免職 会費など66万円−−府教委 /大阪
毎日新聞 2011年7月20日(水)13時2分配信
府教委は19日、教職員の親ぼく会費など計約66万円を私的に流用したとして、高槻市立柳川中学校の山元聡教諭(52)を懲戒免職にするなど教諭計5人を懲戒処分にした。
府教委によると、山元教諭は06年〜10年度、同校教職員の親ぼく会の会計担当として集めた会費約54万円と担任する生徒2人の修学旅行費や体力テスト代約12万円を流用した。金融取引で損失を出し、サラ金などに約500万円の借金があったという。
また、住居手当や通勤手当を不正受給していたとして、茨木市立中学の女性教諭(40)を減給2カ月(10分の1)に、府立高校の50代の男性教諭2人をそれぞれ減給1カ月(同)とした。さらに私的なパーティーに同僚の非常勤講師の女性を誘い、了解を得ずに肩と腰に手をおいてチークダンスを踊るセクハラ行為をしたとして、府立高校の男性教諭(47)を戒告とした。【田中博子】
7月20日朝刊