元島根大病院医師が入院患者にわいせつ行為 容疑で島根県警逮捕、3回目

元島根大病院医師が入院患者にわいせつ行為 容疑で島根県警逮捕、3回目
毎日新聞 2020/11/17(火) 17:32配信

 就寝中の女性入院患者にわいせつな行為をしたとして、島根県警出雲署は17日、島根大病院(同県出雲市)の元勤務医、梅本洵朗(じゅんろう)容疑者(29)=同市白枝町=を準強制わいせつの疑いで逮捕した。「間違いありません」と容疑を認めているという。梅本容疑者は別の準強制わいせつ罪などでも起訴され、逮捕は3回目。

 逮捕容疑は2019年6月14日午後1時半ごろから15日午前0時ごろまでの間、同病院に入院していた20代の女性患者が寝ていた際に、わいせつな行為をしたとしている。

 梅本容疑者は19年12月に同僚の女性医師宅に侵入し、下着1枚を盗んだ疑いで逮捕・起訴されている。さらに、19年2月に同病院に入院していた別の女性患者に薬物を投与し、昏睡(こんすい)状態にしたうえで下半身を触ったとして準強制わいせつの疑いで再逮捕され、17日に同罪で起訴された。

 関係者によると、梅本容疑者は呼吸器系専門の内科医として18年4月に同病院に着任。逮捕後、所持していた記録媒体から病院内で撮影したとみられる複数の女性のわいせつな画像が見つかり、県警が捜査していた。県警は17日の逮捕容疑の被害者についても、薬物を使ったかどうか捜査している。

 同病院によると、梅本容疑者の勤務態度は良く、同僚から信頼されていたという。井川幹夫病院長は「被害に遭われた患者さんに対し、多大なご迷惑をかけて申し訳ない。信頼回復に全力を尽くす」とのコメントを出した。梅本容疑者は20年4月、研修制度の一環で島根県立中央病院(出雲市)に移っていた。【小坂春乃】

↓2回目の続報

出雲市の島大附属病院の元医師が、女性患者に薬物を投与しわいせつな行為をした疑いで再逮捕された事件で、この男が女性に「点滴をする」と診療を装い、睡眠導入剤を投与していたことが新たにわかった。
島大附属病院に勤務していた元医師は去年2月、入院患者の女性に薬物を投与し、わいせつな行為をした疑いで先月再逮捕された。警察などによると、元医師は入院患者の女性に「点滴をする」と診療を装って、睡眠導入剤を投与していたことが新たにわかった。警察はこの睡眠導入剤が病院内で医師が簡単に入手できる状況にあったとみて入手経路を調べている。また、事件当時、警察に事情を聞かれた元医師が女性患者の症状などを説明していたということで、警察は元医師が第三者の犯行を装っていたとみて詳しい調べを続けている。

↓2回目

 入院中の女性患者に薬物を投与して、わいせつな行為をしたとして島根県警出雲署は27日、島根大医学部付属病院の勤務医だった梅本洵朗(じゅんろう)容疑者(29)(島根県出雲市)を準強制わいせつ容疑で逮捕した。容疑を認めているという。
 発表によると、梅本容疑者は昨年2月7日夜、勤務していた同付属病院で、県内在住の20歳代の女性患者に薬物を投与して昏睡(こんすい)状態にし、下半身を触った疑い。
 巡回中の看護師が女性の異変に気づき、病院が翌8日、県警に連絡。梅本容疑者は女性の主治医ではなく、面識もなかったという。
 同署などによると、梅本容疑者は付属病院で勤めた後、今年4月から県立病院で勤務。付属病院に勤務していた昨年12月、別の女性宅に侵入し、下着を盗んだとして窃盗容疑などで今月7日に逮捕され、県立病院を辞職していた。
 付属病院の井川幹夫病院長は「心よりおわび申し上げる。綱紀粛正に努め、信頼回復に取り組みたい」とコメントした。

↓これが1回目
鍵盗み同僚のショーツ窃盗疑い 29歳の医師逮捕
日刊スポーツ 2020年10月7日12時31分

島根県警出雲署は7日、同僚だった女性医師の自宅から下着を盗んだとして、窃盗と住居侵入の疑いで県立中央病院の医師梅本洵朗容疑者(29=同県出雲市)を逮捕した。「事件のことは知っているが私はやっていない」と否認している。
逮捕容疑は昨年12月27日午前7時55分ごろ〜8時40分ごろ、当時勤務していた出雲市内の病院で、30代女性医師の自宅の鍵(時価500円相当)を盗み、同午前8時55分ごろ〜9時10分ごろ、部屋に侵入してショーツ1枚(時価500円相当)を盗んだ疑い。
同署や県立中央病院によると、梅本容疑者は今年4月から同病院の呼吸器科で勤務している。(共同)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする