飲酒運転:和歌山市の教諭が事故 容疑で書類送検へ /和歌山

飲酒運転:和歌山市の教諭が事故 容疑で書類送検へ /和歌山
毎日新聞 2011年8月3日(水)13時1分配信

 和歌山市教育委員会は2日、市立中学校の男性教諭(24)が飲酒運転で物損事故を起こしたと発表した。教諭は自宅謹慎中。県教委が処分を検討している。和歌山北署は5日にも道路交通法違反(酒気帯び運転)容疑で、教諭を和歌山区検に書類送検する方針。
 市教委によると、教諭は7月21日午前1時35分ごろ、同市狐島の市道で乗用車を運転中、眠気を催し、道路脇の電柱や車に接触した。呼気から基準値を超えるアルコールが検知された。
 市教委の聴取に、教諭は事故に先立ち、市内の中学校や高校の教員7人とともに居酒屋とスナックで、グラスビール2杯、ハイボール2杯などを飲んだとし「運転して行けると甘い判断をした」と反省しているという。
 県教委によると、公立学校教員の飲酒運転による処分は今年度1件あり、懲戒免職処分となった。07年度からは計9件あり、うち6件が懲戒免職処分となっている。【御園生枝里】

8月3日朝刊

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