横領:給付金44万円 弘前市立中の女性養護教諭を懲戒免−−県教委 /青森

横領:給付金44万円 弘前市立中の女性養護教諭を懲戒免−−県教委 /青森
毎日新聞 2011年10月13日(木)11時25分配信

 県教委は12日、生徒の保護者に支払うべき災害共済給付金約44万円を横領したとして、弘前市立中の女性養護教諭(54)を同日付で懲戒免職処分にしたと発表した。
 給付金は児童・生徒のけがや病気に対し、療養費の10分の4が保護者に給付される制度。児童・生徒1人当たり年間九百数十円を保護者と市町村が分担拠出し、独立行政法人日本スポーツ振興センター(東京都)が管理している。
 県教委によると、教諭は07年4月に同校に赴任。同5月から今年7月までの間、給付金27件分、計約44万2000円を横領した。
 7月5日、同校の野球部父母会で、保護者から「給付金を受けていない」と指摘があり発覚。同校や弘前市教委などの調査で、8月8日に教諭が横領を認めた。同校生への給付は07年度から68件、計約94万円あり、うち給付が確認された20件や保護者の記憶があいまいな21件を除く27件を横領と認定した。
 教諭は1人で給付事務を担当し、保護者の領収書を偽造するなどしていた。「住宅ローンや子供の教育費などで生活は苦しかった」などと話しているという。横領した金は全額返済した。県教委は同日、各市町村教育長らに「現金取り扱い事務を1人の職員に任せきりにしない校内体制の構築」などを文書で要請した。【吉田勝】

10月13日朝刊

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