パワハラ:音楽高前校長解雇 生徒、不安と収拾を訴え /広島

パワハラ:音楽高前校長解雇 生徒、不安と収拾を訴え /広島
毎日新聞 2011年10月20日(木)12時46分配信

 パワーハラスメント(パワハラ、地位を利用した嫌がらせ)を理由に前校長が解雇された広島音楽高校(西区)の生徒16人が19日、県庁で会見。昨年度に前校長が始めた特進コースの存続など、今後の見通しが分からない不安と、事態の収拾を訴えた。
 受験を控えている生徒もおり、高3の女子生徒は「新校長が17日に就任したが生徒には説明もない。今後の方針などもきちんと教えてほしい」と涙ながらに話した。
 前校長から繰り返し暴言を受けた生徒が抑うつ状態で通院するようになったとして、広島弁護士会が今年3月、「人権侵害に当たる」と警告。前校長は8月24日付で解雇され、学校側は9月11日、保護者向けに説明会をした。
 鳴谷慈亘・学園長は毎日新聞の取材に、「心配は分かる。子供を巻き込んだ大人が悪い」と語った。その上で▽17日は試験日だったため、新校長就任式をずらした▽特進コースの生徒は卒業まで以前と同様の対応をする−−と説明。「今後は音楽を中心に生徒をしっかり育てていきたい」と話した。【矢追健介】

10月20日朝刊

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