静岡県、わいせつ教員対策委をすべての県立高に

静岡県、わいせつ教員対策委をすべての県立高に
読売新聞 2011年10月26日(水)9時16分配信

 静岡県で教員による性的不祥事が相次いでいることを受け、静岡県教委は近く、防止策を学校内で話し合う「コンプライアンス委員会」を県立のすべての高校と特別支援学校計約120校に設置する方針を固めた。

 構成員には、教員のほかに、保護者や外部有識者を含めることを検討している。

 県教委は2005年度から、公立すべての小中高校などの教頭と教諭の計2人をセクハラ相談員とし、相談を受ける制度を開始しており、県教委は来月にも、まず全高校と特別支援学校の相談員を増員させる。そのうえで、相談員が収集した情報を基に、新たな委員会で防止策を話し合い、研修や啓発活動につなげていく方針。委員会は、公立小中学校での設置も検討している。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする