県立高調査書改ざん 元校長、再審請求へ

県立高調査書改ざん 元校長、再審請求へ
@S[アットエス] by 静岡新聞 2014年4月15日(火)16時4分配信

 県立天竜林業高(浜松市天竜区)で起きた大学推薦入試に絡む調査書改ざん・贈収賄事件で、一貫して無罪を主張したものの加重収賄罪などで有罪が確定した元校長(66)=愛知県東海市=が23日、静岡地裁浜松支部に再審請求する。
 事件をめぐり、改ざんを依頼し現金を贈ったとして有罪になった元天竜市長(81)=贈賄罪で罰金刑=が「自白は虚偽だった」と元校長に謝罪し、協力する意向を示している。再審請求書にも虚偽自白の経緯など元市長の陳述を盛り込んだ。
 事件では元校長が捜査段階から一貫して否認した一方、元市長は贈賄を認めた。判決では元市長の自白などの状況証拠が有罪の決め手の一つになった。
 元校長は静岡新聞社の取材に対し、「無罪判決が出るまで生涯をかけて訴え続ける。理不尽と不正義がまかり通っていることを世間に知ってほしい」と述べた。
 確定判決によると、元校長は大学推薦入試をめぐり、2006年9月と11月に生徒2人の調査書改ざんを教諭に指示。成績評定平均値を水増しした虚偽の調査書に校長公印を押して各大学に提出し、生徒1人の親族から謝礼20万円を受け取ったとされる。
 元校長は捜査段階から一貫して否認。最高裁まで争ったが、裁判所は懲役2年6月、執行猶予4年、追徴金20万円とする一審を支持し、10年12月に判決が確定している。県教委は改ざんを認めた教員4人を減給処分とした。

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