不祥事相次ぐ長崎県教委、全教職員に防止本配布
2011年11月16日 読売新聞
昨年度、教職員らの不祥事が相次いだことを受け、県教委は防止策などを示したハンドブック約1万4000部を作成した。県立の中学・高校と特別支援学校、市町立小中学校の全教職員に配布する。
ハンドブックはA5判、33ページで、冒頭に「子どもは先生たちのことが大好きで、尊敬しています。こんな子どもたちを裏切ってはなりません」とのメッセージを掲載。不祥事防止のポイントとして、「わいせつ行為は絶対にしない、させない」「飲酒・酒気帯び運転は絶対にしない、させない」などと明記した。
このほか、「『人の師と呼ばれて恥じるところはないか』と常に自らに問い直している」といった倫理観などを問う60項目のチェックリストを設け、過去の懲戒処分の事例も列挙している。