東大助教が論文盗用、博士学位取り消し…2人目

東大助教が論文盗用、博士学位取り消し…2人目
読売新聞 2011年12月9日(金)13時7分配信

 東京大学は9日、学位論文などで他の研究者の論文を盗用していたとして社会科学研究所の安藤理(さとる)助教(33)の博士学位を取り消すと発表した。

 同大で博士学位が剥奪されるのは、昨年3月に論文盗用が発覚したに続き2人目。安藤助教は「基礎的なマナーが欠如していた」などとして盗用を認めており、同大は今後、処分も検討する。

 同大によると、安藤助教は2009年7月の博士学位論文で、福祉国家を巡る記述について他の研究者の文献から評価などをそのまま盗用していたケースが14か所見つかったという。また、今年3月に発表した2本の論文でも無断引用などが見つかり、約5割が盗用だったと判断した。

 安藤助教の論文で不正があったとする指摘が寄せられ、同大は今年5月から調査を行っていた。学位論文をもとにした安藤助教の著書でも盗用が見つかり、同大は出版社に出版の差し止めを要請した。

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