女子柔道部員を乱暴…内柴容疑者を準強姦罪で起訴
スポニチアネックス 2011年12月27日(火)16時52分配信
東京地検は27日、コーチとして指導していた女子柔道部員を乱暴したとして、準強姦罪でアテネ、北京両五輪の男子柔道金メダリスト内柴正人容疑者(33)=熊本県玉名市=を起訴した。
起訴状によると9月20日未明、東京都八王子市内のホテル客室内で、酒に酔って眠り込み、抵抗できない女性部員を乱暴したとしている。
捜査関係者によると、内柴被告は客員教授を務めていた九州看護福祉大(玉名市)の柔道部の遠征先で女性部員ら数人と飲酒。酒に酔った女性部員と2人で宿泊先のホテルに戻った。「合意の上だった」と否認を続けている。
内柴被告は昨年4月から九州看護福祉大で女子柔道部のコーチを務め、ことし1月には客員教授に就任。セクハラ行為をしたとして11月29日に懲戒解雇処分になった。
警視庁捜査1課が今月6日に準強姦容疑で逮捕。熊本県は8日に内柴被告に授与した県民栄誉賞を取り消した。
▼九州看護福祉大の二塚信学長の話 あらためて大学を代表しておわび申し上げる。今後、大学の名誉回復と女子柔道部の再生発展に全力を尽くす。被害者に対しても全力でケアに当たりたい。