無免許運転繰り返す、県教委が高校教諭を免職/神奈川
カナロコ 2012年2月3日(金)0時30分配信
無免許運転を繰り返したとして、県教育委員会は2日、県立市ケ尾高の男性教諭(54)を懲戒免職処分にした。4年間で8回の違反を重ねて免停処分を2回受けたが、免許を取り消された後もほぼ毎日運転していたという。
県教委によると、教諭は2007年夏以降、速度超過(5回)をはじめUターン禁止違反などを繰り返した。この間2回免停になったが運転を続け、昨年5月には免許取り消し処分に。その後も通勤などで運転し、同年11月に速度超過で摘発された。その際、県警が勤務先に事情聴取することになり初めて校長に報告したという。
教諭は同校サッカー部の顧問で、県教委に対し「ボールなどを運ぶときくらい気をつければいいと思った」「安全運転していれば(免許取り消し中も)しのげると思った」などと話しているという。
また県教委は同日付で、児童買春の疑いで昨年12月に県警に逮捕された県立神奈川工高教諭(32)=略式命令確定=も懲戒免職にしたほか、児童・生徒に体罰をしたとして、茅ケ崎市立浜須賀小の男性教諭(49)と県立相模向陽館高の男性教諭(55)をそれぞれ停職1カ月、減給6月の処分にした。