体罰とセクハラ、中学校講師ら減給処分 堺市教委

体罰とセクハラ、中学校講師ら減給処分 堺市教委
2012年2月19日3時10分 朝日新聞

 堺市教委は17日、体罰で生徒に重傷を負わせたとして市立中学校の男性講師(25)を減給10分の1(1カ月)、同僚にセクハラ行為をしたとして別の市立中学校の用務担当の男性職員(58)を減給10分の1(4カ月)の懲戒処分にしたと発表した。講師は17日付で依願退職した。

 市教委教職員課などによると、講師は昨年11月9日、遅刻した2年生の男子生徒(14)の態度に腹を立てて後頭部や顔を手で5回殴り、右目の奥の骨を折る1カ月のけがを負わせた。講師は「かっとなった」と話したという。用務担当職員は昨年12月22日、職場の忘年会で同僚の女性職員を2次会に誘い、抱きついて胸を触った。男性職員は体調不良で病気休暇中。(野中一郎)

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