淡海学園 採用試験で個人情報漏らす 園長心得を懲戒免職 県処分 滋賀

淡海学園 採用試験で個人情報漏らす 園長心得を懲戒免職 県処分 滋賀
産経新聞 ‎2012年3月10日(土)7時55分配信

 非行少年らのサポートを行う児童自立支援専門員の採用試験で、特定の受験者に、別の受験者の個人情報や、面接の質問内容と模範回答を漏らしたとして、県は9日付で、県立児童自立支援施設「淡海(たんかい)学園」(甲賀市土山町大野)の土橋輝彦・園長心得(54)を懲戒免職処分にした。土橋氏は「受験者に苦しみを与え、園の信頼を損ねて申し訳ない」と話したという。

 県人事課によると、同学園の児童自立支援専門員を補充する採用試験(1人募集)が2月12日(筆記)と19日(面接)にあり、20代の男性2人が受験。土橋氏はうち1人の受験者に対し、もう1人の受験者の氏名や住所が書かれた受験者一覧表を見せたほか、自ら作成した面接試験の質問と模範解答を携帯電話メールで送信した。

 筆記試験終了後の2月17日、個人情報が漏洩したとの情報が県に寄せられ、土橋氏に確認をしたところ認め、同22日に面接の質問と模範解答を漏らしたことも明かしたという。このため、19日に面接試験が行われたが、試験自体を無効にした。

 土橋氏は昭和58年に淡海学園に採用され、平成22年から園長心得になった。

 同学園の奥村篤次長は「関係者にご迷惑をかけ、申し訳ない。処分がなされたことは深く受け止めている」と話した。

 淡海学園は園長が不在で、園長心得がトップだった。児童自立支援専門員は国家資格が必要で、試験も資格取得者を対象に行われた。

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