わいせつ行為:40代教諭を処分−−県教委 /岡山
毎日新聞 2012年3月22日(木)16時41分配信
県教委は21日、女子生徒にキスなどのわいせつ行為を繰り返していた県南部の県立高校の40歳代男性教諭を懲戒免職処分にしたと発表した。県教委への報告を怠った校長に減給(10分の1、3カ月)、教頭2人に文書訓告の処分を行った。
県教委によると、男性教諭は当時2年生だった生徒から悩み相談など受けていたが、携帯メールなどで自宅に複数回呼び出し、キスや肩を抱くなどの行為を繰り返したという。
生徒は養護教諭に打ち明け、養護教諭は校長に報告。校長は男性教諭を厳しく指導したものの「生徒への配慮」などを理由に県教委へ報告せず、生徒の卒業を待って今年2月に報告した。
教諭は「生徒に恋愛感情に似た気持ちを持ってしまった。深く反省している」と話しているという。県教委は「生徒、保護者に対して申し訳ない」と陳謝した。【小園長治】
3月22日朝刊