東大で個人情報トラブル=講演会聴講者、USBメモリー…

東大で個人情報トラブル=講演会聴講者、USBメモリー…
時事通信 2010年11月5日(金)18時3分配信

 東京大は5日、工学部が募集中の講演会に参加申し込みをした女子中高生ら27人の氏名、学校名、メールアドレスが、ホームページ(HP)上で外部から閲覧できる状態になっていたと発表した。
 同大工学部によると、講演会は10月26日からHP上で受け付けを開始。職員が送られてきた聴講希望者の氏名などを保存するフォルダーを作る際に設定を誤り、外部から閲覧できる状態になっていた。30日に外部からのメールで指摘があり、今月1日、対策を取った。これまでに悪用された形跡はないという。
 また、東大アイソトープ総合センター(文京区)も、教職員ら45人の氏名や生年月日が記録されたUSBメモリーを紛失していた。45人は2008〜09年度に同センターの放射線管理区域に立ち入る担当者として登録されており、ほかに健康診断の受診日なども入っていた。メモリーは事務室の机で保管されていたが、6月、紛失が判明した。不正利用の情報はないという。 

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