不祥事根絶へ県教委が委員会 静岡

不祥事根絶へ県教委が委員会 静岡
産経新聞 2012年6月13日(水)7時55分配信

 セクハラ行為など相次ぐ教職員の不祥事根絶を目指した「県教職員コンプライアンス委員会」が12日、県庁で開かれた。

 委員会では、県教委が過去10年間の県教職員による懲戒処分の件数などを報告。不祥事発生の背景と分析では、処分を受けた教職員の約半数が新しい職場に着任後「1〜2年目」で、「6月」に多く発生し、不祥事の内容は約7割が「わいせつ行為など」となっている。

 原因については人格の未熟さや意思疎通の困難さなどの内的要因、児童・生徒に対する適正な距離感の喪失、相互不干渉によるコミュニケーション不足といった外的要因を挙げている。

 同委員会では来年1月に、県教委と学校が今後実施する教職員への悩み相談など不祥事根絶への取り組みの成果を評価する予定。

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