障害児への体罰で免職の教諭 取り消し求め神戸地裁に提訴
神戸新聞 2013/8/27 22:11
特別支援学級の知的障害がある男子児童に体罰などを繰り返したとして、懲戒免職された神戸市立渦が森小学校の元教諭の男性(61)が「体罰には当たらない」などとして神戸市に対し、処分取り消しを求めて神戸地裁に提訴していたことが分かった。
提訴は7月12日付。訴状によると、元教諭は2011年の2学期以降、担任していた男子児童に「グリグリハンマー」と称して拳を頭に押しつけるなどの体罰を繰り返したほか、学校長から指導を受けた後も児童を脅す行為を続けたなどとして、12年7月に懲戒免職された。
元教諭は「『グリグリハンマー』は緊張感を持って授業に臨ませるための注意喚起の行為。側頭部に軽く手を当てただけで、体罰には当たらない」と主張。さらに給食を食べている児童にカッターナイフやはさみを見せて「おなかを切って給食を入れた方が早い」などと発言したことに関しては「給食指導の一貫で、適法な行為だった」とし、「市教委は初めから体罰を加えたと決めつけて事情聴取した。児童の年齢や障害などから説明には疑問がある」と市教委の調査不足を訴えている。
神戸市教委は「訴状の内容を精査していないのでコメントできない」としている。